Xbox One Kinect センサー をPCで使う

先日ヤフオクで入手したXbox One Kinect センサー をPCで使う為に改造しましたのでご紹介いたします。改造と言ってもケーブル加工のみですが・・・(笑)

通常このXbox One Kinect センサー をPCで、つまりUSB3に変換するには

この様なアダプターを利用するようなのですが、調べてみるとこれって12Vの電源を供給しているだけの模様

そしてYouTubeで「kinect xbox one usb」と検索すると沢山の改造動画が見られます。

そこで知った衝撃の事実

Xbox One Kinect センサー のケーブルはUSB3タイプBコネクタそのものであった。

そう、改造紹介動画のほとんどがセンサー本体底面に隠されているネジを外し基板の12V供給端子から電源を取り出すというもの、そしてUSB3に至っては筐体に取り付けられているケーブルを外し、ただ通常のPC用USB3タイプBケーブルに交換するだけ

コレをみて

「わざわざ隠しネジ外してバラす必要ないなぁ

と思った。

これが、背面にあるXboxへ接続するケーブル

通常引っ張っても抜けない様にコネクターの淵に返しが付いていて、どう見てもこれが抜き差し可能なコネクター構造になっているなどとは見えない。

この返し部分を切る様に淵のラバー部分にカッターを入れてグリグリとする。

ラバーに切れ込みを入れるとラバーの返し部分(緑矢印)が筐体から抜けやすくなるので、力任せでコネクターを引っ張ると抜ける。

コネクター側の返し(黄矢印)は抜いてからカッターでカットしました。

コネクターを引き抜くと中にはUSB3のタイプBそっくりなコネクターが奥まった位置に現れます。よく見ると通常のUSB3より3端子(赤矢印)多く、これがXbox One Kinect センサー 用に仕様追加された端子だと思われます。

図におこすとこんな感じ

外したオス側とケーブル内はこんな感じで

「ココにPCへ挿す為の通常のUSB3コネクタと電源を接続すれば良いんだよね。」

で、それぞれのピンアサインをテスターで調べたら

下の紫と黄色の間にあるグレーはシールド線です。

ここまで判れば標準のUSB3メスコネに半田付け手持ちに専用基板が無かったので蛇の目使用

コネクターのピンを無理やり整形してつけました。

「残すは3本」

「さて、このうち電源はどれかな?」

こういう時はまず本体に接続してみるべし

この状態で、3本のグランド間抵抗をテスターで測ればおおよその見当は付きますね、運良く3本中2本は0Ωでしたので、残りの一本しかありません。

結果、茶=電源,黒=GND,灰=GNDでした。

で、この様にDCジャックを取付

余計な蛇の目をカットして

靴底補修材で固めてできあがり。

動作確認

PCからのUSBケーブルと電源を接続して

12VのACアダプタをコンセントに挿すと 

「おっ!  なんか認識した。」

「xbox nui sensor driver」 でググるとココでドライバーのダウンロードができるみたい。

 早速インストール

すぐ終わった

「あっ!  もう認識されている。」なんて手間いらず

ついでにSDKもインスコして「Kinect Studio V2.0」を起動しconnectボタンをクリックすると。

「おっ ついた」

「すごい」

実に簡単にXbox Kinect センサー用 アダプターができました。

About 智

DIY好きで、とにかく何でも挑戦! そして失敗。 全て思い付きなので間違いだらけかも ですが こんな奴もいるんだなぁ~ くらいに笑ってみてもらえば幸いです。

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