タイトルからお判かりかと思いますが、本日行われた第二種電気工事士機能試験
「不合格」となりました。
まだ合格発表してないのでは?
「はい」してなくても判るのです。時間内に作品が完成しませんでしたので・・・
って、正直こんなこと考えても見ませんでした。
「甘く見てた」
今でも忘れません、あの監督員の言葉
「はい、終了です。」
一瞬何の事か理解できず、筆記試験の時の様に終了前に退場できる号令かと錯覚し、その後に続く
「作品から手を放して工具を締まって下さい。」(たぶんこんな感じ)
で、時計を確認すると12時10分。これが40分経ったのかどうかもすぐには理解できず、頭をよぎったのは
「不合格だ」
「まじかー」
工具をしまいながら
「どうせ、未完成なんだからテイクアウトしたいなぁー」
と、よぎったのも束の間
「作品、材料は持ち出し禁止で~す。」
と、監督員のアナウンス
そして、屈辱的な一言
「それでは、作品に名札を取り付けて下さい。」
正直、自分の作品だなんて認めたくない、中途半端な格好をした、目の前の残骸
仕方が無く、埋込連用取付枠に名札の針金を適当に巻き付け
「これが完成品だったら丁寧にしっかり括るんだろうな」
なんて思いながら、自分の列の退席指示を待った。
敗因検証
正直「時間」と言う課題に対して、何の対策も講じていなかった。
40分をあまくみては行けない。
参考書やネットの情報から各器具へのケーブル取付方法、特にストリップの長さに関しては粗パーフェクトに身に着け、それだけで重大欠陥は避けられると思いそんな部分的な練習しかしていなかったのだ。確かに作品は途中であったが、今思い返してみても、ランプレセプタクル,引掛シーリング,タンブラスイッチ,埋込コンセント全ての取り付けは問題無かったと思う。自分で云うのもなんだがとても綺麗に仕上がっていた。しかしその一つ一つの確実性,正確性を追求するが故に時間がかかってしまったのだと思う。
後10分あったら完成していただろう。
出題された問題は候補問題No.9で二つあるVVFジョイントボックスの差込形コネクターを全て取り付けたところで、終了となってしまった。残すはリングスリーブ側のみで3つの圧着を済ませれば完了であった。
上記緑枠内が未施工
リベンジ
もう後がない。
上期筆記試験合格者には同年度内の上期下期の2回まで筆記試験免除である。つまり1回の筆記試験合格で二回までの技能試験が受けられるらしい。
次失敗すると、またあの筆記試験を受けなくてはならない。それは何としても避けたい。
で、次回技能試験までにやっておかないといけないと思う事を以下に挙げておこう。(あくまでも自戒の念を込めて)
①通し練習をして自己タイムを把握する。
②ある程度作業手順を決め同一作業工程はまとめて処理する。
③材料検品中に候補問題No何であるか見当を付けケーブルカット寸法を頭の中で整理する。
①はもう回数こなすしかないですね。正直今まで一度もやってきませんでした。
②についてはまだ何とも言えませんが、少なくとも今回はランプレセプタクルを取り付けるのに、ケーブルカットしてストリップしてのの字曲げしてネジ止めしてとココで一旦終了し次の器具に取り掛かる。と言った確実ではあるが動作が断続的で無駄が多い。この時ついでにVVFボックス側のストリップ処理も済ませておけば、いざ接続時には複線図からケーブルを選び差し込むだけとなる。
③は経験して初めて気が付いたのだが、試験問題が配られると表紙に材料リストが載っている。これは試験開始時間前に見る事ができ、この材料リストから候補問題の中からどんなものかが推測できる。(今回もアース線がある事で13問中1問しかない事は明白) この間にケーブルの切断サイズを想定し試験開始と同時にその想定に誤りが無ければ、すぐに必要サイズにカットする事が出来ると思う。特に今回の敗因ともいえる、VVFケーブルの切断に関しては切損を恐れるがあまり入念にチェックを入れながらカットしていった。1部材1部材施工する度に長さを確認してカットしていった。この方が確実ではあるが時間が掛かる。
理想を言えば下記となるだろう。
候補問題No9で言うと
VVF2.0mm2芯が60cm支給されるので25cmでカット10cm外装ストリップの心線10mmストリップ、残った35cmの両サイドの外装被覆を10cmストリップ心線10mmストリップ
次にVVF1.6mm2芯が1250mm支給されるので30cm2本、35cm1本、25cm1本と一気にカットし全てに対して片側10cmの外装被覆10cmストリップを行っておく。
VVF1.6mm3芯は1か所なのでカットの必要はない、両端とも外装10cmストリップしてしまって良い、心線は11mmと20mm
要はこの様にして、単線図から必要サイズがすぐに割り出せるように練習しておくという事。心線ストリップに関しては、正確には下記となるが取り敢えず20mmでストリップしておき後でカットする方法と最低ラインである10mmで全てストリップしておき足りない部分は後で増しストリップの方が良いかはまだ何とも言えません。
●芯線ストリップ長
リングスリープ:20mm(圧着後上部を残してカット)
差込形コネクタ:11mm
ランプレセプタクル:19mm(18mmとツイートしたが、支給されたランプレセプタクルのネジが太かった)
引掛シーリング:10mm
あとスイッチとコンセントが有ったが、確か10mmだったと思う
次回は2018年12月8,9日で、申し込みが2018年8月27日(月)~2018年9月12日(水)との事