arturia minilab mk2 格納用引き出し作成

前回投稿したArturiaのMiniLab MKIIですが私の机に置くにはちょっと大きく作業場が無くなってしまう。

いつも使うものではないので別の場所にしまっておいて使いたい時だけ出して来て使えば良いのだが、いざとなると机の上は散らかっていて片付けないと置けなかったりで、出すのが億劫になったりしませんか。そんなことしてると思いついたメロディーも忘れてしまったりするので、やはり直ぐアクセスできる所に置きたいですよねー

そこで考えたのが引き出しを作る事です。そしてコンセプトは「お手軽」です。

まずネットで調べると意外と安くお手軽なのが「伊勢藤 引き出しタイプトレー」、でもサイズ的にちょっと小さくNG。で、次にみつけたのが「スガツネ(LAMP) 引出しトレー」これなら深さも52mmあるのでMiniLab MKIIが入りそう。と候補になっていたのですが奥行が410mmもあって私の机には収まらない事が判り断念。

他にも探しましたがどれも帯に短し襷に長し

そこで仕方がないので自作する事にしました。

まずはスライドレールですが既にご紹介済みの「3段引 横付スライドレール廉価版 」です。

残りの材料は近くのホムセンへ

まずは素材選びですが木材って意外とお高いですよね。できるだけ安上がりに収めたいので匂いは気になりましたがラワン材で枠組みと底板にべニア板を使用する事にしました。

ラワン材は910×60×14を3本、ベニヤ板は910×450×4のシナベニヤにしました。

シナベニヤは普通のべニアと違って白く木目が有ってざらついていないので引き出しの底板としてはそのまま利用できて便利です。加工もカッター1本でできるしね。

そしてスライドレールを取り付けるL型のステーを6個。ステーと言っても幅4cm程あって取り付け穴が複数ある

この手のやつは価格が250円で、6個ともなると税込で1500円越えです。スライドレールですら1106円だったので、ステーの方が高くなるなんて納得いきませんよねー。

そこでケチって

幅10mmの1個99円のL型金具です。

穴が1つなので強度は今一つですが片側3本付けますのでまー大丈夫でしょう。

そしてそれを取り付ける小ネジ

スライド内側にネジの頭が来るので鍋頭のやつにしました。

取り敢えず材料リストを載せておきます。

品名 サイズ 単価 購入数 金額 使用数量
1 ラワン材 910×60×14 @425 3 1275 3本
2 シナベニヤ 910×450×4 @680 1 680 1枚
3 ユニクロメッキ特厚金折45mm 45×45×16t2.5 穴径4.5 @99 6 594 6個
4 スライドレール 300mm2本組み @1106 1 1106 1セット
5 ステー止め用小ネジN M4 4×8 @120 1 120 6セット
6 ステー止め用タッピングネジ 3.5mm×16mm 手持ち品 12本
7 コーススレッド 38mm 手持ち品 8本
8 ステープル 肩幅12mm足10mm 手持ち品 25本
合計 3988

それでは工作スタート

引き出しと言えばほぞ組したり底板用に側板に溝を入れたりして行くのですが、もちろんやりません。コンセプトはお手軽です。鋸を引くのは2回、そしてカッター1回のみです。

引き出しのサイズは910×350×64で、幅はまんまラワン材の長さ、高さはラワン材の幅+シナベニヤの厚みです。3本買ったラワン材の一本を机の下に収まる長さに二回カットし、それが引き出しの奥行になるので、それにラワン材の2枚分の厚みを足したサイズにシナベニヤをカッターで切っておしまいです。

カット図

カットは一応木口の直角出しできるように

コレを使って

90度に合わせ

この写真は今回のものではありませんがm(__)m

鋸をプレートに挟んでこの様に引きます。

ラワン材とベニヤ板のカットが終われば、後は組み上げるだけです。

こんな感じで組みました。

手持ちのネジ等ですが、まず下穴をあけた枠組みを38mmのコーススレッドで8か所止め、

底板になるベニヤ板をガンタッカーでステープルを打って行きます。

これで引き出しの箱は完成です。

つづいてはスライドレールの取り付けです。レールは3段式で一番内側の小さいレールを引き出し側板にビス止めします。ビス止めは高さがポイントでいい加減に取り付けてしまうと引き出しが天板にぶつかって閉まらなくなったり、逆に隙間が空きすぎてしまったりするのでちゃんと図って取り付ける必要があります。今回はケチったせいもあってレールと机を取り付けるL型金具の取り付け穴にあそびが無い為調整が効きません。

上の写真は取り付け後のモノですが赤字の隙間を考慮してレールの中心が引き出しのどの位置にくるかを図ります。

位置が決まればこの様に3か所ビス止めします。レールの穴は縦方向に長い楕円形になっておりますので多少の調整はここで可能ですね。

両サイド取り付けましたらいよいよ机下に取り付けです。

まずレールとL字金具は鍋頭ネジで止まっています。

そして、引き出しが真ん中に来る位置にレールの取り付け位置が決まりましたら、まず片側からこの様に取り付けます。机に対して直角に

片側が決まりましたら、今度は引き出しを取り付けた状態で反対側をネジ止めします。

はい、できました。

それでは、Arturia minilab mk2を入れるためにUSBケーブルを通す為の穴を開けます。 USBケーブルを通して

接続

これで、いつでも思い立った時にDTMと行けます。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

About 智

DIY好きで、とにかく何でも挑戦! そして失敗。 全て思い付きなので間違いだらけかも ですが こんな奴もいるんだなぁ~ くらいに笑ってみてもらえば幸いです。

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