アシナガバチに刺された

蜂に刺された
今日、実家のベランダでケーブルを引き回す作業中の出来事

朝6時頃に起き陽が高くならないうちにと思いケーブルを持ってベランダに出た。
引き回す場所は幅10m程の軒下
踏み台に上り軒の端からポリカ浪板と桟の間にケーブルを通す事にした。

こになふうに

桟2~3本通しては踏み台を移動して、の繰り返しである。


この工程を3回程後ろ向きに移動してケーブルを桟と浪板の間に通していたところ、 右手小指に誤って半田鏝に触れしまった様な熱い痛みを感じた。

「あっ!!」

その瞬間慌てて手を降り何かがおちて行くのを目撃した。

 「ヒアリかぁ」

なぜそう思ったかと言うと先週の「久米宏ラジオなんですけど」のゲストに出ていた村上貴弘氏が火蟻に刺されると「火が付いた様に痛い」とのコメントを聴いて頭に残っていたからである。

その落下物は再び舞い上がり離れて行ったが、今度は同じ痛みを首筋に受けた。

「うぁっ!!」

慌てて踏み台から降りて後退りし上を見ると直径6cm程度の蜂の巣が目に入りこの時初めてハチに刺されたと認識したのである。

とにかく場を離れようと家の中に入り小指と首の痛みを感じながらもハチに刺されたこと自体初めてだったので、その対処方法や駆除方法をネットで調べていた。

「なんだか方が怠くなってきた。」

ハチと言っても色々な種類がありその毒性や対処方法は様々らしく自分が刺されたハチが何であるか調べないといけない事が判り恐る恐る再びその巣に近づき撮影した。

その時の写真がコレ

正直怖さのあまり近付けずヨリの写真は撮れなかったので、なんかやけに黒いハチだなぁーと言う事ぐらいしか判らなく、それよりこの写真を見て気付いた事はハチの巣まで10センチ位の所まで近づいていたのだと桟の上を通っているケーブルが物語っていた。そりゃーハチの方もこの至近距離で何やらゴソゴソとやられては攻撃しないわけには行きませんよねー

そんなスマホ片手にブツブツと騒いでいる私を横目に母親があらゆる種類の殺虫剤をいろんなところから引っ張り出して来て

「どれが効くかなー」

などと言いながら

これを持ってベランダへと向かって行った。

私はネットで退治方法についてのページから防護服着用とか重装備な記事を見ていたこともあり、そのあまりにも軽装で向かって行った母親を見て、

「長袖とかもっとなんか被るものとか付けた方が良いんじゃない?」

と言ったら

何やらタオルケットの様なものを頭巾の様に頭から被り左手で首元を押さえ、右手には殺虫剤を持ち踏み台を巣の真下に置いたと思ったらヒョイと乗りすかさず巣にめがけて殺虫剤を

「シューーーー」

うーーん大体30秒くらいかな、かけ続けると蜂が数匹落ちて、私が横から棒を渡すと巣を突っつき、これまた落としそのまま踏ん付けて

「やった!」

と一言

うん さすが年の功である。
これが無残にも母親に駆除されたハチ達である。

思いっきり手振れですが、殺虫剤をかけ続けられた巣がしなしなになってます。

ハチの撃退が終わったのは良いのだが問題は私の刺された跡(後?)
小指の方は薄ら赤く斑点になっている程度で痛みは殆ど無い、爪で搔くように刺されたところをふれるとチクッと針を刺した様な痛みがはしる程度だ。

見た感じ蜂の針が残っている形跡は無い。

しかし首の方は写真では判り辛いが触ると刺されたところを中心に直径1センチ程度皮膚が硬くしこりになっている。そしてその2センチ程離れたとこにも同じ様にしこりになっている所ができていた。

刺された箇所は1か所のはずだが何故か二つのしこりができてしまったようだ。それとなんだか肩こりの様な怠さも感じる。
ネットでは応急処置として刺された所をつまんで毒を外に出す。などと書かれていたがいくらつまんでも血の一滴すら出る気配はない。

取り敢えずムヒを塗っておいた。

そして刺されてから1時間後

怠さも痛みも無くなったのでケーブル引き回しの作業を再開し、終えて居間に戻ってきたらたまたま掛かって来た姉からの電話に母親が朝の一幕を大声で話していた。私の顔を見るなり母親が私に受話器を差し出してきた。

すると姉が

「災難だったね」

「念のため皮膚科に見てもらった方いいよ」と言われ

早めに帰って来た私は自宅近くの皮膚科に向かった。

これまた初めての皮膚科である。

もちろんGoogleでの検索結果だが自宅付近には3件の皮膚科がヒットした。
口コミを読むと

1件目「評判が良く人気だが込んでる」

2件目「新設丁寧」

3件目「最近開業したらしく混んでいない」

とあり自宅から一番近いと言う事もあり3件目へ

受付で初診ですと告げ保険証を渡す。

問診票に

症状は?「ハチに刺された」

それはいつから「今朝6時」と記入して渡すと

「念のため体温を測らせて下さい」

と体温計を渡される

「脇でいいんですよね」と一応聞き

当てて程なくピッピッピッ

36度4分だった。

待合室には8名ほど椅子に座っており診察室と書かれた扉の横には28番と表示しているカウンターが赤く光っていた。

「あれ番号札取るのかな?」

すると程なくして看護婦さんが

「○○さーん」

「はい」

「ハチに刺された?」

と私に近寄ってきて

「どこですか」

「小指と」

もう既にこの時はよーく見ないと判らないくらい斑点は消えていた。

「あと首です。」

「あーこれねー」

と私が自分の首を指さした時は、だいぶしこりは小さくなっており強く押すと若干違和感を感じる程度になっていたので

「わかりますー?」

と思わず言ってしまった。

「わかります、わかります、ここねー」

「ミツバチ?」

「いえ、たぶんアシナガバチだと思います。」

「じゃーこの番号札持って待っててください。」

と35番の番号札をわたされた。

「もし途中で気分が悪くなったりしたら言ってください。」

と言って診察室へ戻って行った。

30分位待っただろうか

カウンターが35番を示し中からの医師の声であろうマイクで名前を呼ばれた。

診察室に入るなり

「荷物そこにおいてください。」

と指差されたかごへ荷物を置椅子に座る

患部や私の顔をみて

「刺されてから6時間くらい経ってアレルギー反応が出ていなければ大丈夫でしょう。」

「薬塗ってもらいますのでそちらへ」

と処置室の方へ手招いた
椅子を立った私に

「ハチに刺されるのは初めて」

「はい 初めてです。なんか2回目だと良くないんですよね」

と聞いたら

頷かれただけで、看護婦さんが私を迎えるように近寄って来たので
医師との診察は実に淡々とあっけなく終わってしまった。

処置室のベットに座らさせ

「コレと同じものを出しておきますのでお風呂入った後とかに塗ってください。」

と言いながら
指と首に塗りガーゼを当てテープで止めてくれた。

「はい、では外でお待ちください。」

そしてまた会計の為に待合室で待ち、会計1070円

処方箋を出され隣接した薬局でまたまた待ち、塗り薬1本買い終了 410円

こんな大袈裟になってしまった。

About 智

DIY好きで、とにかく何でも挑戦! そして失敗。 全て思い付きなので間違いだらけかも ですが こんな奴もいるんだなぁ~ くらいに笑ってみてもらえば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)