FEIYU TECH G5 ジンバル ノイズ対策

半年ほどGoProを使ってきたが、手持ち撮影するとやはり手振れが気になる。Hero5になって手振れ補正機能は付いているものの小型軽量ボディーのせいか、いくら気を付けていても実際に撮影してきた動画を見返すと、かなり無駄な動きが多い結果になっている。
そこで前々から気になっていたアイテムがジンバル!!
最近日課になってしまっているAliを見てたら国内よりも1万以上安く手に入れられる事が判り早速ポチッた。
何種類かあり色々と迷ったがHero5対応で、比較的新機種と言う事もありFEIYU TECH社のG5にしました。6/15日にポチッて17日にシンガポールから発送。そして昨日6/26に届いた。

取り敢えずおきまり開封状況

エアーキャップに黄色いOPPテープグルグル巻きで届いた。

パッケージはこんな感じ

スライドさせて中箱を出す。

蓋を開けると左上にバランス取り用の錘、中央に本体、下部にUSBケーブルやカメラ取り付け用ネジなどが入っている小箱

専用キャリーバッグに入った本体を出し

「おぉぉっ!!」

グリップの質感といい持った感じ高級感があり非常に良い製品だと思う。

 

がぁぁーー しかーし

そうネットでもかなり問題視されているノイズ

私がこの問題を知ったのはポチッた後の事で、ネットでG5の紹介ページなど見ていた時ノイズに関する情報を解説しているページを発見した。

えっ 「ノイズ?」

考えもしなかったワードである。

確かに3つのモーターによってカメラのポジションを固定させるので、その駆動音を拾うと言う事は考えられる。

しかし使用されているモーターはブラシレスだし、そんなに劣悪なモーターが採用されているのだろうか。

そんな中実際にその動作音を収録してアップされている動画を見つけた。

聞いてみると、どちらかと言うと甲高い「コー」と言う音、モーターの振動音と言うよりは貝殻を耳にあてて聞こえる波の音?を大きくしたような感じである。

と、商品到着前から悪いイメージを植え付けられてしまった私であったが、実物を目の前にして果てしてこれはいかがなものかと、取説もろくに読まず電源をNOにした。

「ブルブルブルブル」

慌てて電源をオフにした。(正直焦りました)

不良品かぁー

いやいやそんなことはなく、どうもジンバルと言うヤツはバランスが命でカメラを取り付けていなかった私のジンバルはモーターのトルク不足で定位置移動できず唸っていたと云うものであった。

気を取り直し、今度はGoProをちゃんと取り付け電源を入れてみると

「実に滑らか」
「無音」

正直感動した。

耳で聞く分にはモーターの駆動音なんて全く聞こえないし、手で触れてみても振動など微塵も感じられない。それどころか滑らかすぎて気持ち悪いくらいである。

そして、ここまでの動作をGoProで記録したファイル再生してみると

「これかー」

それはネットで紹介されていたノイズと全く同じものであった。(実はこの時ファームのアプデ前で、その後アプデしたらノイズの質が変わった気がする。)

ジンバルの電源を入れた直後からなり始める「コー」と言う高めの音

果たして何が原因でこんな音が入るのだろうか?

ノイズと言って思い付くのは

①音波
②電波
③振動

表現が合っているかどうかさておき、①の音波、つまり空気の振動による伝達手段で発生源から受けてノイズとして記録されると言うものだが、これは無いと思う。なぜならば実際に耳では聞こえないしGoPro以外のカメラを貼り付けて録画してみたがノイズは載らなかった。

SQ11で録画テスト

次に②電波による影響だが、正直これが一番厄介である。ジンバルのブラシレスモータードライバーやモーターの巻線等から発信され、その電波をGoProのマイクアンプが拾ってしまっているケースである。
この可能性を消すために次のようなテストを行った。

まず、ジンバルからGoProを外しその代わりに錘を取り付けバランスの取れたジンバルの電源オン。(安定稼働)そして手で持ったGoProをジンバルに近づけたり遠ざけたりして録画してみた。電波であれば変化があるはずだ。

結果、距離に関係なくノイズは載らなかった。

そこでGoProをダミーの錘で動作中のジンバルの上(モーター部)に載せてみた。

「おっ! でた」

どうも③の振動くさい。

なるほどこのジンバルのGoPro取り付けステーはオールアルミでできておりモーターの振動をそのまま伝える構造になっている。せめて樹脂製のモノにしてくれればもっとましだったかも?なのだが、 ブラシレスモーターでカメラを定位置にとどめる為には正転/逆転を高速で繰り返しているのであろう。それが直接耳には聞こえない(超音波)が振動となってブラシレスモーターからステーに伝わりそのステーにしっかり固定されたGoProの筐体がダイレクトに受ける。GoProのマイクは筐体を手で擦ってもざわざわと拾ってしまうほどの構造になっているため、AGCと相まってステーの振動をうまい具合増幅しているのではないかと仮説を立てた。

そこで、この様にGoProに緩衝材を巻き付け輪ゴムで取り付けたところノイズが減った。

輪ゴムがきつめなのでまだ振動が伝わっているが、緩衝材と輪ゴムの強さを追い込めばもっと減ると思う。

 

でっ!

100均に行って 

これ

この様に貼って

取り付けた

これが思いのほか

About 智

DIY好きで、とにかく何でも挑戦! そして失敗。 全て思い付きなので間違いだらけかも ですが こんな奴もいるんだなぁ~ くらいに笑ってみてもらえば幸いです。

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