大詰め、最終回です。
前回のパーツ配置では各基板への配線が判り辛いと思いますので下記にまとめました。
①黄色:GoProのUSB-CポートからAAMIC-001へ
②オレンジ:GOProのHDMIポートからHDMI2AVへ
③赤:ジンバルのUSB電源ポートからAAMIC-001のUSB-Cメス端子に接続し、AAMIC-001の基板上5Vラインから引っ張ったワイヤーをスイッチ経由でTP4056の5V-INへ(ここで入れたスイッチはジンバルから供給される5Vの負荷軽減の為でGoProとTP4056が共に充電状態にならない様にする。)
④緑:TP4056からリポバッテリー
⑤:マゼンタ:TP4056の5V-OUTからHDMI2AVの電源へ
と、いった接続になっております。
それと、念のため熱対策も施しました。
15mm角のヒートシンクをHALNZIYEの 「SILICONE ヒートシンク用 シリコン接着剤 HY910」でIC直に接着。HDMIからVGAに変換するICにも届くように銅箔テープを数回折り畳んだものでヒートパイプ代わりにしてます。
右下の赤く光った部分はチャージャーの充電インジケータで、2mmのアクリル板をのせました。
スイッチは手前に配置
右がチャージャーに行く電源で、左がHDMI2AV動作用電源になります。
これで、AV共にデジタルからアナログに変換する部分は粗完成となります。
お次はこれらAV信号をジンバル手元でまとめマイクと液晶を取り付ける部分の作成になります。
前回作成したマイクにモニターを追加する形になりますので、まず1/4オネジに3.5mmミニジャックを4つ(1つは下方向なので写真では隠れてます)位置決めして仮止めします。
それに、型枠を作りくつ底補修剤を流します。
はい、これが固まって型枠を外したところ
不要な部分はカッターでカット
あっ!そうそう
液晶モニターのLED音声インジケータがLEDむき出しでかっこ悪かったので
これまたアクリルにマスキングして黒くタッチペンで塗り
これを
この様に貼り付け
こんな風に光る様にしました。
完成
それではこれら全てを取り付けたものがこちら
ちゃんと動きます。
普通はこんな感じで撮影かな
基板はこの程度でます。
三脚にも乗ります。
調整
このドッキングステーション(?)100グラム近くもあり、(靴底補修材なんか使ってるからいけないのだが)GoProの下部に取り付けるのでジンバルのピッチ方向の慣性モーメントが大きくなり振子現象が発生します。
コレを抑える為、Feiyu ONと言うアプリを使って
G5を選択して接続します。
設定内のsettingsをタップ
「Motor dynamics」をタップ
ピッチモーターをmax側に調整
これでピタッととまります。
最後に
ご注意:こちらで紹介しました改造及び取り付け方法は、個人的に実施したもので各メーカーが行う様なエージングテストは行っておりません。よって想定外の不具合が発生したり最悪発煙発火の危険性もございます。予めご了承下さい。